アフリカエリカとも言う。南アフリカ原産で大正時代に渡来した。いかにも乾燥に強そうで、細かい針状の葉を隠すばかりに一杯にピンクの花を付ける。遠くから見ると花は余り綺麗でないが、近寄ってよく見ると面白い提灯型をしており,雌しべが覗いている。鉢植えが多いが、1ー2mのものも庭に植えられている。2ー4月にかけて花期は長い。
学名はErica melantheraで、ツツジ科エリカ属である。
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今年は、鉢植えのエリカを買った。花が一杯に付いていて、よく売れているようだ。中には白い「鈴蘭エリカ」と呼ばれる品種があって、これも人気がある。下段に写した近所のジャノメエリカの木は、5年の間に2mほどにも育って、今一杯に花を付けている。2・3段目の写真がそれである。
鉢植えのジャノメエリカ
園芸品種の「鈴蘭エリカ」
良く育ったジャノメエリカの木(大阪府都市緑化植物園)