イイギリ-初夏ー(1998.5.22)

イイギリは冬に目立つ木である。鳥があまり食べないのか、晩秋から冬にかけて葉のすっかり落ちた木に真っ赤な実が一面に付いている。京大理学部一号館の北東角に雌雄の株が一本ずつ植えられている。
花は5月に咲き、ブドウの房のように黄色の花が垂れ下がる。木の下は
落花で一面が黄色になる。今年は運良く雄花の方を写すことが出来た。
花萼はあるが花弁はない。大きな葉は、茎が赤く、アカメガシワの
葉に似ている。
学名はIdesia polycarpaで、イイギリ科イイギリ属である。polycarpaは沢山の果実の意味。

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