イチョウ-春ー(2005.4.23)

秋の銀杏の黄葉は見事だが、春のイチョウも美しい。冬まだ寒い間に樹皮に覆われた冬芽を伸ばし、春を待ちかねたように若葉を付ける。若葉の間からは花の蕾が覗き、やがて穂のような雄花を一杯に付ける。雌花は小さくて目立たない。雄花が散ると木の下は白い穂状の落花で一杯になる。
イチョウ科の樹木は、数万年前まで地球上に広く繁茂していたが、やがて次々と消え、今では「イチョウ」がイチョウ科でただ一つの木となってしまった。
学名はGinkgo bilobaで、イチョウ科イチョウ属である。西洋での俗称はmaidenhair treeである。

イチョウの雄花

時間をさかのぼると...、雄花はまだ袋の中

若葉が育ってきました

4月初め、イチョウの芽吹き

2月、沢山の冬芽が越冬中

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