ヒョウタンボク-(2002.6.30、2005.7.8(梅本さん)、2006.4.30)

スイカズラに似た木にヒョウタンボクがある。6-7月に見られる赤い実が2個ずつ対になっているので、ヒョウタンのように見えるところから、この名前がある。また、花は4月末から5月に掛けて開くが、スイカズラと同じく、最初は白く次第に黄色くなるので、キンギンボクとも呼ばれる(スイカズラの方は金銀花とも言われる)。
京大理学部植物園の入口の直ぐ右手に、2本植えてあってかなり大きく育っている。スイカズラのように蔓性ではなく、また、花は花弁が大きく平開するので区別できる。実も、スイカズラは直ぐ黒くなるがひょうたんボクは赤い。その瓢箪のような赤い実の写真を梅本さんからいただいた。最下段に載せてある。
なお、スイカズラ属は枝の髄が中空のものと中実のものがあるが、ヒョウタンボクは中実である。
学名はLonicera morrowiiで、スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木である。

白い花は2個ずつ対になって咲く

時が経つと、花の色は黄色く変化する

瓢箪を思わせる形をした赤い実(2005.7.8 梅本さん撮影)

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