ほおの木-(1998.5.22)

奈良県榛原町に「戒場神社のホオノキ」と呼ばれるホオノキの巨木がありますが、あーせんせいの休日のページには、行った時にはもう散っていたとありました。これを見て、下賀茂神社のホオノキを思い出しました。早速出かけたところ、運のいいことに、背丈ほどの高さに綺麗なホオの花が咲いていました。
ほおの木は、葉が大きいことで有名です。飛騨や信州では、大きなほおの葉で くるんだ「おにぎり」を作ります。また、ほうの葉の上に味噌をのせ、この上に野菜や肉・魚を載せて炭火で焼き、味噌の香りと葉の香りの混じった美味しい料理を味わうことも出来、高山市内の和食のお店に出ています。
ほおの花は、泰山木の花に似ており、葉に負けない立派なおおきな白い花は
遠くからでもすぐそれと分かります。
学名はMagnolia obovataで、モクレン科モクレン属です。obovateは逆卵型で下部が細くなったものをいいます。蕾の形か、葉の形からの連想と思われます。

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