セイヨウヒイラギ(西洋柊)-(2001.12)

12月にはいるとジングルベルが鳴って、クリスマス商戦がはじまる。その音を聞くと、急に師走を思い出して、用事が無くとも忙しく感じてしまう。そのクリスマスに無くてはならない木の実が、ホ-リーの赤い実である。クリスマスケーキには、トゲのある小さな緑の葉と真っ赤な実がよく似合う。<br>
日本のヒイラギは、モクセイ科で、11月に花を開き、翌年の夏に実が熟すが、西洋ヒイラギはモチノキ科であるので、春に花を付け、この季節に赤い実を付ける。西洋ヒイラギと並んで、クリスマスに使われるのは、アメリカヒイラギ(Ilex opaca)で、北米東部の原産である。
西洋ヒイラギの学名は、Ilex aquifoliumでモチノキ科ヒイラギ属である。

アメリカヒイラギの葉と実

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