どこの温室に行っても必ず見る花である。ミュンヘンの植物園、ブリュッセルの植物園の温室で写真を撮った。もちろん京都府立植物園の温室にもある。そして最近、とても綺麗な写真をノルンさんから送って頂いた。
可愛い花を殆ど一年中付けているが、茎の棘が鋭い。バラにしろ、ハマナスにしろ、やはり綺麗な花には要注意である。葉は主として枝の先端部分につくが、その形もよく若葉色が綺麗なので、最近は家庭でも鉢植えにして観賞するようになった。乾燥にも強い。通常は深紅かピンクの花を付けるが、ブリュッセルの植物園で見たものは黄色であった。
学名はEuphorbia milii var. splendensでトウダイグサ科ユーフォルビア属である。マダガスカルの原産。英語名はCrown of Thornsである。
ノルンさんの写された、綺麗な写真(2004.12)
ミュンヘンの新植物園温室で(2003.9)
ブリュッセルの植物園温室で(2004.10)