ハマジンチョウ(富岡巴崎)-(2000.2、山東さん)

九州天草の富岡巴崎のハマジンチョウのことを書いたら、山東さんが、その巴崎で写した写真を送って下さった。海岸線の写真があり、ハマジンチョウが海岸のどの辺りに群生するのかということがよく解る。さすが植物学者の写真である。送っていただいたメールには次のようにあった。
「満潮になれば海水がかかる様な波打ち際最前線にきれいに群落を形成していました。天草の群落もおそらく沖縄のあたりから種が流れ着いたものが、偶然育つことができたのだと思います。DNA鑑定すれば、同じかどうかがわかるかも知れませんね。」
ほんとうに、その通りである。三重県を含め各地の海岸に育つハマジンチョウの年齢とDNAの鑑定をすると、時代による海流の変化などが解るかも知れない。
学名はMyoporum bontioidesで、ハマジンチョウ科ハマジンチョウ属である。

海岸線から群落までの近さが解る

タイトルとURLをコピーしました