花の咲くのを待ちかねていたが、ようやく京大農学部植物園の木が満開になった。昼でも暗い場所なので、残念ながら写真が不出来であるが、実物は、大きな若葉と白い花が美しく調和して、素晴らしい眺めである。
エゴノキでは、一つ一つの花が垂れ下がっているが、ハクウンボクではフサになっている。花自体は大層よく似ている。ハクウンボクの方がやや大きい。果実は初秋に熟す。
学名はStyrax obassiaで、エゴノキ科エゴノキ属である。obassiaはこの木の別名をオオバヂシャと呼ぶことと関係があるかも知れない。
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札幌の西村さんから、ハクウンボクの立派な実の写真を送っていただいた。最下段の4枚である。(2005.8.14、2005.11.20)
8月のハクウンボクの実。西村さん(2005.8.14)
11月のハクウンボクの実。西村さん(2005.11.20)