シロバナハギ(白花萩)-(2000.9.10)

ミヤギノハギの変種で、白い色である。萩は紫が良いという向きもあろうが、白も捨てがたい。清楚な感じで、最近はよく植えられている。
昨年は、御所の東隣の梨木神社で萩を見た。この季節、沢山の短冊がハギに懸けられ詩を詠む人たちが集まる。秋たけなわを感じさせる情緒であった。ミヤギノハギが中心であるが、シロバナハギやキハギも所々に植えられていた。
今年は、豊中で散歩していると見事に枝垂れたシロバナハギに出会って、思わず見とれてしまった。広い庭園はともかく、庶民の家では、道の方に枝垂れさせるしかないので、家人がゆったりと楽しむわけにはいかないが、道行く人々にとっては素晴らしいプレゼントである。初秋をしばし堪能した。
学名は、Lespedeza thunbergii var. albifloraでマメ科ハギ属である。

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