ゴールデン・クラッカー -(2005.4.9)

お花見会があるということで出かけた友人宅で写した花である。大きなお庭で、桜は言うに及ばず、ハナズオウ、ニワウメ、ヤマモモ、レンギョウなどが花盛りであったが、ひときわ黄色の目立つ木がゴールデンクラッカーであった。木と言うよりは、菊がお化けのように大きくなったという感じである。茎の先端に鮮やかな花が付いている。
この木は南アフリカからアフリカ東岸に分布するユリオプス属の一つである。耐寒性があり、冬から初夏にかけて咲き通す。同じ仲間のEuryops pectinatus(ユリオプスデージー)はもっと菊に近い花を開き、最近はあちこちで地植されている。
学名はEuryops virgineusで、キク科ユリオプス属である。Euryopsはギリシャ語で、”eurys”(large)+”ops”(eye)、花が目立つことをさしている。

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