ガジュマル(榕樹)-(2000.6.25)

ガジュマルも気根を発達させて、異形を示す。子供の頃に絵で見た
熱帯ジャングルのイメージにピッタリである。常緑高木で、熱帯雨林では
20mを越す巨樹になる。アコウと同じく周囲の木を巻き込んで
絞め殺してしまうこともある。ちなみに、沖縄県の巨樹の20位以内は
ほとんどガジュマルで、那覇の南に位置する東風平町のものは幹周23.5mで沖縄県第一の巨樹である。
イチジク属であるので、5月頃1cm程の花嚢を葉腋につけ、これが8月頃には黄色く熟す。
学名はFicus retusaで、クワ科イチジク属である。学名は、Ficus microcarpaとも書かれる。我が国では、種子島以南の南西諸島に見られる。

石垣市内のガジュマルの巨木

タイトルとURLをコピーしました