西村さんから、帯広に出かけたとメールを頂いた。
「帯広市の十勝支庁の傍に帯広神社があり、ハルニレの巨木が並んでいます。......近くの水光園という公園には幹周510cmのハルニレがあります。写真を撮ったのですが、夕方で光量が少なく、いい写真にはなりませんでした。後日に再訪します。ここではエゾノウワミズザクラの花を見ました。何とか写真にはなりました。もっと近接のものも欲しいところですが、カメラの限界です。」
ハルニレの巨木はお預けであるが、美しく咲くエゾノウワミズザクラのプレゼントを頂いた。北海道でしか見られない桜(*)で、10m以上の高木に育つ。ウワミズザクラに比べると、花弁がふっくらとしていて、一つ一つの花が見栄えがする。実は黒く熟して、食用に出来る。
学名はPrunus padusで、バラ科サクラ属である。日本では、北海道に自生する。
*最近、青森でも自生地が見つかったと言われている。
僅かに残ったエゾノウワミズザクラの実、綺麗に色付いている(2004.6.16)
1999年4月にロンドンのRegent Parkで写した写真。これもエゾノウワミズザクラではないか?