チョウジガマズミ-(2000.5、梅本さん、加藤さん)

ガマズミ科の花が今よく咲いています。先週ご紹介したオオデマリもそうです。
梅本さんと加藤さんから、「チョウジガマズミ」が届きました。
以下は梅本さんの解説です。
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和名 : チョウジガマズミ
学名 : Viburnum carlesii
科名 : スイカズラ科ガマズミ属
分布 : 本州(中国地方)、四国、九州、朝鮮中南部

本種は、Viburnum属(ガマズミ属)の仲間です。Viburnum属には他に
「オトコヨウゾメ」、「ゴマギ」、「カンボク」、「ガマズミ」、「ハクサンボク」、「ヤブデマリ」などがあります^^。本種も、同じようによく庭園木として用いられますが、同属の他と違う点に、「芳香花木」としての特徴が挙げられます。
樹高が、1~3mの落葉低木です。対生葉序の其の葉や若枝には星状毛が密生します。

朝鮮では、「プンコトナム」と呼ばれて、香りを賞して多く用いられる様です。
この愛らしい花の香りは、ジンチョウゲのような芳香であり、嗅ぐと、とても落ち着きます。枝先より、散房花序を出しますが、花蕾が紅色ですから、
既に開花した花の色とのコントラストが面白いですよ^^。
画像は、小石川植物園で撮影したものです。
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