季節の木

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カリン(花梨)-(1998.4.6)

響きの良いロマンティックな名前である。4ー5月にボケより少し大きい淡紅色の花を付ける。10-15cmのかなり大きな実を付け、秋には黄色く熟す。酸っぱくてそのままでは食べられないが、砂糖漬けにして食べる。中国原産である。 学名はChaeno...
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カラタチバナ(唐橘)-(2003.11.23(田中さん)、2009.7.12(よしゆきさん))

田中さんが東京の向島百花園で撮られたカラタチバナである。赤い実が美しい。同じヤブコウジ科のマンリョウと比べて、実の大きさや付き方が大人しいので、「百両」というあだ名がある。ちなみにヤブコウジは「十両」とあだ名される。よく似たセンリョウだけは...
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カラタネオガタマ(唐種招霊)-(1999.10、2000.5(加藤さん、梅本さん)、2003.11(上田さん))

加藤さんと大阪市大植物園に出かけたときに、その実を見ながら 「バナナのような匂いのするモクレン科の綺麗な花が咲きますよと」教えてもらった。想い出の花である。その花の写真が加藤さんと梅本さんから届いた。これもひょっとしたら小石川で同じ木を撮...
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カラスザンショウ-(1998.7.24、2007.7.25)

高速道路などで山際を走ると、枝に冠のように白っぽい花を付けた喬木に出くわす。山に花のない7-8月に咲くので遠くからよく目立つ。近づいて見る花は淡緑色で目立たないのが不思議である。秋には紅紫色の実が木いっぱいに付く。5-15mになり枝には鋭い...
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カラマツ-(1998.11.18、2003.9.1、2004.11.14、2005.5.3(岡田さん))

今、中部地方や北関東の高原では、金色のカラマツの黄葉が素晴らしいはずである。カラマツは針葉樹マツ科の中で、黄葉の見られる貴重な品種である。カラマツの若葉もまた、黄葉に負けずに美しい。初夏の美ヶ原に登るバスの車窓から見るカラマツの若葉は忘れが...
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カラコギカエデ-(1999.5.1)

カエデといっても幼児の手のような葉ばかりでなく色々のものがある。 カラコギカエデは、葉の切れ方が不揃いで、重鋸歯になっている。敢えて言えば、中央の大きい3裂葉である。主に山地の湿地で見られる。5-6月に新しい枝の先に小さな花を開く。雄花と...
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カポック-(2005.12.18、ハワイで)

環太平洋国際化学会と言うものがあって、5年に一度ハワイで開かれる。これには、日本、アメリカ、中国、オーストラリアなど環太平洋の国々が参加し、1週間にわたって化学のあらゆる分野の討論が行われる。今年はその年である。前回、前々回と参加したが、そ...
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シェフレラ(カポック)-(2002.6.22、2004.7.25(ちゆきさん))

昨年、近所を散策していて、実がなっているカポックを見つけた。実がなるからには花が咲くはずだと思って家の方に訪ねると、「6月頃に一杯花が咲きますよ」と言うことであった。カポックに花が咲くとは知らなかった。今年は是非見たいと6月を待っていた。半...
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カンザクラ(寒桜)-(2000.2、加藤さん、梅本さん)

加藤さんから早春を告げるカンザクラの写真が届いた。カンザクラはカンヒザクラとヤマザクラ系サトザクラとの雑種と言われ、縁がやや濃い淡紅色をしている。1-3月の早春に咲く。カンザクラの栽培種としては、花期のやや遅いオオカンザクラや、紅色の濃いツ...
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カンツバキ-2-(2000.1.15)

12-2月にかけて、家々の庭や垣根を彩る冬の花である。 サザンカの園芸品種で、タチカンツバキ、ヒオトメ、田毎の月などがある。 サザンカとツバキの見分けが難しいので困っていたら、ある人が、 ツバキは花全体が落ちるが、サザンカは花びらが散...
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