季節の木

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コバタゴ-(2000.5.13)

京大の北部食堂の東側に、5月になると花を付ける木があり「コバタゴ」と書いてあった。名前が気になっていたが、「小葉+タゴ」の意味で、タゴ(あるいはタモ)とはトネリコの事である。確かに花はアオダモと似ている。ヒトツバタゴのタゴも同じ由来である。...
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コバノセンナ-(2001.12.30)

Cassia(マメ科カワラケツメイ属)の木を初めて見たのは、京都の神楽が岡である。雄しべと雌しべの異様な形が印象的だった。その家の奥さんに聞いたところ「アンデスの乙女」と教えてもらったが、本当の名前が「ハナセンナ」であることを、あとで東大の...
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コバンノキ(小判の木)-(2007.5.20)

北摂の宝塚市の北に大峰山がある。といっても女人禁制で有名な大峰山とは違って550mほどの里山である。この山の西側を流れる武庫川の渓谷に沿って昔は福知山線が走っていたが、今はトンネル化されて、車窓の景勝地は見えなくなった。ただ、廃線跡を歩くこ...
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コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)-(2000.4.22)

早くもキリシマツツジが咲き始めたが、ミツバツツジはもう3月から咲いている。早咲きのツツジである。ミツバツツジには、地域ごとにトサノミツバツツジ、ダイセンミツバツツジ、サイゴクミツバツツジ、トウゴクミツバツツジ、キヨスミミツバツツジ等があって...
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コバマユミ(小葉真弓)-(2002.4.27)

1999年の6月に初めて芦生の森を訪れたが、その時、「ヒメコマユミ」と教えてもらった花が、もう枯れかけていて良い写真が撮れず残念に思っていた。先日、京都府立植物園に行ったとき、数本のヒメコマユミが花を付けているのを見つけた。いつもは気が付か...
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コバノガマズミ -(1999.4.24、2009.11.20(よしゆきさん))

4月後半の山でよく見る白い集合花である。近寄って見るとなかなか可愛い。長い5本の雄蘂が花弁に沿って斜めに突き出している。この季節には、ユキヤナギに始まって、白い花が多く、その白さが若葉の緑とよく合う。ガマズミより葉が尖り気味で小さい。また、...
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コアジサイ(小紫陽花)-(1999.6.13芦生)

芦生の森でコアジサイが一杯に花を付けている。遠くから見ると、 色の薄いシモツケのようであまり目立たないが、近寄ってよく見ると、 なかなか素敵である。 アジサイではふつう装飾花が発達しているが、コアジサイには装飾花が無い。1m程の灌木で...
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キワタノキ(木綿の木)-(2003.4.18、中島さん)

中島さんから、以下のメールと共に、キワタノキの写真が届いた。 「キワタノキは、不思議な色で街路を飾っています。トックリキワタは秋から冬にかけて咲きますが、これは春咲き。すぐに実になりますが、ほっておくと、道路が綿公害になるので実が出来ると...
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キーウィ -(1998.5.17)

苗を植えて3年になるが、雄花ばかりが付いて、雌花がなかなか増えない。 今年は何個食べられるのだろうか。<br> 中国原産のシナサルナシがニュージーランドで改良されてキーウィフルーツ になった。キーウィとは、果実とよく似た色...
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キタコブシ(北辛夷)-(2004.5.2、西村さん)

旧北海道庁の庭で以前にキタコブシの木を写したが、その花の写真を西村さんが写して下さった。懐かしい風景に出会って、とても喜んでいる。以下は西村さんの便りである。 ***************************************...
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