季節の木

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モクゲンジ-真如堂-(2007.6、橋本さん)

橋本さんは、京都のあちこちを回って色々な木を見付けてこられる。左京区の吉田山の西にある真如堂に、モクゲンジとオオモクゲンジの両方があるのを見付けられた。モクゲンジは6月-7月にかけて黄色い花を沢山付けるが、オオモクゲンジは9月に咲く。 ど...
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モクゲンジ-(2004.7.5、gyuさん)

バルセロナのモクゲンジである。長くヨーロッパに在住しておられるgyuさんが送って下さった。花と袋状の果実が同時に見えている。オオモクゲンジに似て、黄色の花を木一面に付けるが、花期が6月下旬-7月初旬であり、9月に花を付けるオオモクゲンジとは...
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モチノキ(黐の木)-(2000.4、梅本さん)

クロガネモチやトウネズミモチはよく見かけるが、都市では普通のモチノキを余り見ない。梅本さんが小石川植物園で写真を写して送って下さった。以下は梅本さんによる解説です *************************************...
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トウネズミモチ-(1998.6.27、1999.6.26、2002.6.9)

この季節、遠くから真っ白に見える木は、ネズミモチか白いキョウチクトウである。 ネズミモチは古くから日本にあるが、トウネズミモチは明治初期に渡来した。ネズミモチに比べると、花序が大きく沢山の花がつく。木も大きくなり10mを超えるものもある。...
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ムニンノボタン-(2004.9.4、玉田さん)

玉田さんからの2つ目の写真は、これも希少株である「ムニンノボタン」の花である。「ムニン」は小笠原(Bonin)諸島を指し、恐らく「無人」に由来しているのだろうと言われている。ムニンツツジ、ムニンヒメツバキなど、ムニンの付く小笠原固有種は多い...
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ウリハダカエデ(瓜膚楓)-(1999.11.3)

芦生の森でこの季節に一番美しく紅葉するカエデである。 幹に特徴があり、樹皮がマクワ瓜の表皮ような縞模様になっている。特に若木では樹皮が緑色で、色・縞共にそっくりであるので、「ウリハダカエデ」という名前が付けられた。葉は3列するものが多いが...
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マメナシ(豆梨)-(2002.4.7(濱田さん)、2004.4.16(伊藤さん)、2005.4.15)

以前に濱田さんから送って頂いたマメナシの木の花を、偶然京大の理学部植物園で見付けた。タイミング良く、まだ雄蘂がピンク色であった。面白いことに、京大のもの、濱田さん撮影のもの、伊藤さんのもの、それぞれに葉の形が異なっている。マメナシには幾つか...
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リュウキュウマメガキ(琉球豆柿)-(2007.9.27、2007.12.23、2009.6.27、よしゆきさん)

いつものように、各部位の揃ったリュウキュウマメガキの写真をよしゆきさんが送って下さった。メールには次のように書いてあった。「リュウキュウマメガキを送ります。多分間違いないと思います。2年前に実を見つけて、花を写したいと思いながらやっと今年の...
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マメガキ(豆柿)-(1999.6.12、2000.1.18、2004.10.3(野坂さん)、2009.5.26)

六甲山の南東に位置する甲山周辺は「甲山公園」として整備され、自然の木々や鳥たちを観察することが出来る素敵な場所である。昔の殺風景な甲山を連想して行った私はすっかり驚いてしまった。この甲山で、マメガキの雄木が小さな花を付けていた。 ----...
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リンゴ属の木(パリ)-(2002.4.12)

ヨーロッパやカナダにはリンゴ属の木が多い。パリの植物園でも沢山の交配種が見られた。写真のものは、深紅の花で、実に艶やかである。学名はmalus×royaltyと書いてあった。もう一つの清楚な白い花の方は、Malus×van eseltine...
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