季節の木

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オニシバリ(鬼縛り)、ナツボウズ(夏坊主)-(2000.3.18、2012.4.25(雪国植物園))

怖い名前であるが、沈丁花に似た可愛い花である。樹皮が強く、鬼でも 縛れるからだという。別名を「夏坊主」というが、これは夏に早くも落葉して丸坊主になることを指している。こちらの名前の方が面白い。 日影によく生える低木で、3-4月に黄緑色の...
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オニシバリ(鬼縛り)-(2005.7.18、長岡さん)

長岡さんが伊吹山北尾根で見つけられた赤い実である。色々のあだ名がある木で、オニシバリが和名であるが、これは樹皮が丈夫で鬼でも縛れると言うところから来ている。一方、別名のナツボウズは、夏の間に落葉して坊主になって仕舞うところから名付けられた。...
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オニヒョウタンボク(鬼瓢箪木)-(2000.5、2000.7、加藤さん)

加藤さんから軽井沢の続報が届きました。高さ3m程度の落葉低木で、深山に育つオニヒョウタンボクです。本州の福島県から中国地方にかけての山地でのみ見られます。花弁の形は対照ではなく、上部は別れ、下部の一枚はマメ科の花のように舌状になっています。...
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オニヒバ-(2003.11.1)

農学部植物園の入口に実に立派な地木が2本立っている。一本はセコイアで、もう一つがこのオニヒバである。。カマツカは本州以南の山野によく見られる高さ5m程度の落葉低木であるが、植物園のものは1m程度に刈り込んである。4-5月、枝先に白い花が集ま...
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オニグルミ(鬼胡桃)-(2001.4.25、2004.5.27(岡田さん)、2009.11.8(よしゆきさん))

京大農学部植物園でオニグルミを見つけたが、残念ながら高くて花を写すことが出来なかった。一応10倍ズームで写したものの、花が咲いていることが分かるだけである。ふと下を見ると、有り難いことに強風に吹かれたのか、長い雄花が一本落ちていた。長さは2...
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オリーブ -(2008.6.28(櫻井さん)、2009.5.20(橋口さん))

櫻井さんから、「木々の移ろい」にオリーブの木が無いですよ、と言われて、初めて気付いた。こんなによく知られている木を載せていなかった。慌てて、櫻井さんから送っていただいた、オリーブの木、葉、実の写真を掲載させていただいた。 オリーブはアフリ...
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ヤロード (2005.5.9、玉田さん)

玉田さんの、小笠原からの写真4つ目はヤロードである。ヤロ-ドとは変な名前であるが、以下の玉田さんのメールを読んで、なるほどと思った。 「固有種の花が咲いていたので、写真を送ります。今回はヤロードという、キョウチクトウ科の植物です。鮮やかな...
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テリハハマボウ-(2005.7.12、玉田さん)

玉田さんから届いた小笠原の7月の花はテリハハマボウである。玉田さんのメールによると、「固有植物のテリハハマボウの写真を送ります。見ての通り芙蓉の仲間です。沖縄などにも生えている、海岸植物のオオハマボウの近縁種ですが、こちらは主に山地に生えて...
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タチテンノウメ -(2005.4.20、玉田さん)

研究室の博士課程を卒業した向山さんが心臓発作で帰らぬ人となられた、という悲報を小笠原に出かけている玉田君に知らせたら、「その頃、小笠原ではこんな花が咲いていました。」と、優しい花の写真を送ってくれた。 小笠原の父・兄・妹・聟島にのみ分布す...
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オオバシロテツ(大葉白鉄)-(2006.4.13、玉田さん)

シロテツは学名に「Boninia(小笠原諸島)」が付く、貴重な固有種である。小笠原にはシロテツ属の木が3種あり、オオバシロテツ、シロテツ、アツバシロテツである。以下は玉田さんのメールからの抜粋です。 「ワダンノキ属と並んで、小笠原の固有属...
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