季節の木

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ラカンマキ(羅漢槇)-(2002.3.6)

イヌマキとそっくりだがやや小型で、優しい感じがある。放置すると8-10m程の高木になるが、庭木として使われることが多いので、普通に見るのは2mまでのものである。葉は輪生状に付き、5月頃その中央に花を付ける。雌雄異株で、雄花は黄色い穂状である...
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プルーン-セイヨウスモモ-(2003.4.19)

健康食品としてもよく食卓に上る乾燥プルーンは、このセイヨウスモモの実を干したものである。 写真の花は、雄蘂がすっかり黒くなっているが、新しい花は中国原産のスモモと同じように、長く黄色い多数の雄蘂と白い花びらの対比が美しい。 学名はPru...
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プリペット -(1998.5.17、1999.5.29)

昨年、豊中の稲荷公園で見つけたプリペットを、今年は京大理学部1号館の前と、物理教室の建物の前で見た。ヨーロッパから移入された木で、公園や生け垣に用いられる。1-2mの灌木で、5ー6月にモチと同じ生臭い匂いのする白い花を沢山つける。クロタイマ...
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セイヨウハコヤナギ(イタリアポプラ)-(2007.10.30、2009.6.7(梅本さん))

北大のポプラ並木は有名である。このポプラはヨーロッパの原産で、欧州中部を列車などで旅すると、あちこちで長く伸びた並木を見かける。アメリカ原産のカロリナポプラが横幅の広い樹形を示すのに対して、イタリアポプラは何処までも真っ直ぐに天を突くように...
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カロリナポプラ -(2006.7.4)

習志野市の野原さんから、「木々の移ろい」にカロリナポプラの名前が無いのが残念だ、とのメールを頂いてから1年以上が過ぎた。日本に自生する「ポプラ」と呼ばれる木はないが、学名Populusの一族は「ハコヤナギ属」として知られている。ヤマナラシ、...
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ポーポー -(2000.4.28)

不思議な色の花である。京大理学部植物園の入り口にあって、ポーポーという名前が面白く、前から気になっていた。先日、ふと見上げると、枝に黒っぽいものが着いている。熟した実にしては形がおかしいと思ってよく見ると、花であった。 北米の原産で、明治...
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プルメリア -(2000.6.25、2002.1.19)

石垣島のホテルやレストランの外周り、公園などによく植えられている。よく目立つ花だが、優しい感じがあり、心を和ませる。 熱帯地方に広く分布する常緑小低木で、幾つかの種類がある。多くは四季咲きで、白、黄、ピンクなどがあり、ハワイのレイにはこの...
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ピタンガ(タチバナアデク)-(2002.1.19温室、2003.3.12温室、2008.4.15(鵜飼さん))

フトモモ科の植物は多く、121属3850種がある。大抵は常緑で高木・低木様々である。一般に、雄しべが多数で長く目立つのが特徴である。果実が食用になるものの一つが、ブラジル原産のピタンガであり、2-3cmの大きさでカボチャを小型にしたような形...
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ピラカンサ-ときわさんざし- -(1999.1.1 5.5)

赤い花かと近寄ると一杯に赤橙色の実が集まっている。「ピラカンサ」あるいは「ときわさんざし」と呼ばれるアジア原産の木である。西アジア原産の「ときわさんざし」の他に、中国原産のタチバナモドキ(「ほそばときわさんざし」),インド原産のヒマラヤトキ...
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ピンポンノキ -(2005.6.14、門野さん)

大阪府の門野さんから、珍しい花を送っていただいた。ピンポンノキである。メールには、「高槻ショウブ苑へ出向きました所、あまり立派ではありませんが「洋蘭の館」なる温室で..出会いました。可愛い花が一杯咲いていて見事でした。写真を沢山写しましたが...
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