季節の木

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さつき(皐月)-(1999.6.4)

庭木として多数の園芸品種がある。特に、庭石や生け垣の基礎の根締めとして使われることが多い。5-7月にかけて木いっぱいに花をつける。日当たりを好み日影では花が少ない。 学名はRhododendron indicumで、ツツジ科ツツジ属である...
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シナサッサフラス-(2001.3.16)

京都大学農学部の「上賀茂演習地」というのがある。鞍馬行きの電車に乗り「精華大学前」で降りて、北西に10分ほど歩く。中は針葉樹林が中心で、一山全体が演習地になっている。入口近くには、見本園があって、代表的な木を集めてある。 3月中旬はまだ花...
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サルトリイバラ(猿捕茨)-(2003.9.9、2007.4.9、2009.4(よしゆきさん))

研究室の旅行で、香川県の綾歌に行った。ここは、四国のディズニーランドとも言うべきレオマワールドのあったところである。今は休業中だが、2004年度に再開を目指している。400mほどの山に登る森林公園があり、ここからレオマワールドや、ため池の多...
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シマサルスベリ(島百日紅)-(1999.9.11)

まだサルスベリが頑張っている。赤、ピンク、紫、白と色とりどりである。九州や南西諸島に分布する白いシマサルスベリは、もう花期が終わりつつあるが、実と花が同居した状態で、まだ咲いている木も見られる。 サルスベリとほとんど見分けが付かないが、木...
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サルナシ(猿梨)-(2000.5(加藤さん)、2007.10(橋口さん))

加藤さんが小石川植物園のサルナシの写真を送って下さった。 蔓性の植物で山地に生えて木に絡み、ジャングルのような様子になることが多い。赤みを帯びた蔓はなかなか強靱である。5月頃にうつむき加減の花を付ける。晩秋にかけて熟した果実はキーウイのよ...
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ムラサキサルスベリ-(2002.8.10)

京都府立植物園で、地面にまで垂れて広がっている。一瞬、サルスベリとは思えなかった。花の色は薄紫で、激しい赤に比べて高貴な感じがある。よく見るとなかなかの美人である。サルスベリとシマサルスベリの交配種で、枝が横に広がる傾向があるという。 学...
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サルカケミカン-(2006.5.11、中島さん)

サルカケミカンとは面白い名だと思ったが、幹に鋭い棘が写っていたので納得した。猿を引っかける程の棘という意味であるようだ。沖縄では、石灰岩の岩場によく自生しており、冬に黄緑色の小さな花を付ける。実は5月には黄や赤になって熟す。 南西諸島でよ...
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さるすべり(百日紅)-(1998.7.25、2001.8.12)

「さるすべり」は夏の花である。暑い夏に真っ赤な暑苦しい花を咲かせるが、その力強さに圧倒される。最近は白いサルスベリを植える家も増えてきた。木の幹はいかにもツルツルで猿でも滑りそうである。 4月には芽が出ていないが、5月と共に芽を吹き、急に...
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サラサモクレン(更紗木蓮)-(2001.3、梅本さん)

梅本さんからシデコブシと間違いそうなサラサモクレンの写真と解説が届きました。 ********************************************************** 和名 : サラサモクレン 学名 : M...
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サラサドウダン(更紗灯台)-(2000.6(加藤さん)、2002.4.29、2005.5.14、2009.5.26)

加藤さんからの写真である。山地に生える落葉低木で、輪状に付いた葉の下に鈴を束ねたようにツリガネ状の花が咲くドウダンは、ツツジの人気者である。よく見かけるドウダンツツジ以外に、近畿以西で見られる白ドウダン、紅ドウダン、関東の秩父ドウダン、そし...
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