季節の木

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シロウメモドキ(白梅擬)-(2000.6.7)

京都植物園の北口を入ると大きな噴水がある。急にザーッと水が噴き出すのでビックリすることがある。この噴水の南西側の緑地帯にシロウメモドキの木がある。昨年の秋に素敵な白い実を付けていたので、今年は花をねらっていた。白い小さな花なので、危うく見逃...
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シロモジ(白文字)-(2002.3)

シロモジの葉は、特徴があって、憶えやすい。花は4月に咲くが、目を付けて待っていた木に花が付かず、これまで3年見逃してきた。今年は、花屋でシロモジを見つけて、家で花を咲かせた。従って、少し後ろめたい気がしている。 クスノキ科に属する、雌雄異...
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シロダモ-(1999.11.14、よしゆきさん(2005.11、2010.10.23))

クスノキ科の植物は、花の形がよく見てもなかなか解りづらい。花期はまちまちで早春のダンコウバイに始まって、クロモジ、アオモジ、ヤマコウバシと続く。クスノキ、タブノキ、ヤブニッケイときて、秋のカゴノキ、ハマビワ、そしてシロダモと11月まで咲く。...
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シリブカガシ(尻深樫)-(1999.8.19、1999.9.11)

京都府立植物園の入り口右手と大芝生地の北に、大きなシリブカガシの木があり、9月に入って花が咲き始めた。花が咲き始めると、薄黄色だった花穂が黒ずんで余り綺麗でなくなるが、よく見ると、赤い小さな雄しべが放射状に出ている。こんな小さな花でも、蜜を...
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シリブカガシ(尻深樫)-2-(2004.10.23)

シリブカガシは花の咲くのが遅く9月である。そして花が終わると、昨年来成長を続けてきたドングリが急に目立つようになる。今年の花から出来る実は、もう一年をかけて成長する。 カシの殻斗は同心円の模様が多いが、シリブカガシはツブツブである。それも...
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シラタマカズラ(白玉葛)-(2008.2.26、中島さん)

2つ目は、「シラタマカズラ」である。これも暖地の海寄りに生える蔓状の木で、茎から気根を出しつつ岩や木に這い登る。葉は対生で全縁である。花は6-7月で、枝先に白い小さな花を沢山付ける。果実は4mmほどで、写真のように白く熟す。 学名はPsy...
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シラキ(白木)-花-(2005.5.14、2005.6.9(小松崎さん)、2009.5.26)

京都府立植物園でシラキの蕾を見付けたが、何しろ高いところにあって写せなかった。戻ってくると、小松崎さんからシラキの花が届いていて、偶然にびっくりした。仙台郊外に住む小松崎さんは、近くの雑木林で毎年秋の紅葉を楽しまれているようだ。家にも植えて...
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シラキ(白木)-(2002.10.27、2000.10(梅本さん)、2004.11.13(小松崎さん))

シラキの紅葉の盛りは本当に美しい。仙台郊外の雑木林で毎年の紅葉を楽しまれる小松崎さんから、見事な紅葉の写真が届きました。6月の花の写真も送って頂きましたたのでご覧下さい。(2004.11.13) *********************...
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シラカバ(白樺)-(1999.4.17、2011.7.13)

白樺は印象的な木である。信州の高原や山登りの途中で一度見かけるともう忘れることはない。たいてい、「余り白くないのはダケカンバ(岳樺)だ」と、教えて貰うことが多い。 若葉が白い幹を飾る新緑の頃、そして紅葉の秋は とりわけ白樺の美しい時期で...
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シラビソ(白檜曽)-(2005.6.26(長岡さん)、2005.8.21、2005.10.1)

オオヤマレンゲを写しに登られた長岡さんが、行者還り岳トンネル西口から弥山に向かう途中で写された花である。最初はオオシラビソではないかと思ったが、大峰山系はオオシラビソの南限よりも南で、シラビソが主体になることから、シラビソと同定し直した。ウ...
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