季節の木

季節の木

アダン-阿檀 (Pandanus odoratissimus、2000.3(梅本さん)、2002.1、2005.7.25(長島さん))

2005年に西表島に行かれた長島さんから、アダンの雄花の写真が届きました。2000年の梅本さんからは青い実、私は熟した実の写真でしたが、長島さんから花を送って頂いて、かなり画像が揃ってきました。長島さんはアダンの新芽を食されたそうで、メール...
季節の木

アブチロン (Abutilon x hybridum、2004.11.18)

久しぶりに尋ねてきてくれた級友の松村さんと吉田山を歩いた。北白川の登り口から入り、山頂を経て宗忠神社、真如堂、黒谷さんと続く道である。真如堂には紅葉を求めて観光客が多かったが、黒谷の方には殆ど人がいない。道の傍らの家の木に、朱色の花が風鈴の...
季節の木

アブラギリ-油桐 (Aleurites cordata、2004.5.15、2007.6.10(よしゆきさん))

シナアブラギリの大きな葉と実には良くお目にかかるが、アブラギリにはなかなか会えない。先日、市大植物園を歩いていたときに、木の上にちらりと白いものが見えた。谷の斜面に生えたかなりの高木であったので、気を付けて近づいて見ると、幸い下の枝にも小さ...
季節の木

アブラチャン-油瀝青 (Parabenzoin praecox、2001.3.24、2000.4.1(加藤さん), 2004.9.19(萬さん))

可愛い名前である。尤も、チャンは中国音の「青」で、炭化水素類の意味のようだ。昨年は写真を撮り逃がしたが、今年は大阪市大植物園と京都府植物園で写すことが出来た。加藤さん、梅本さんからも写真を頂いた。以下の解説は加藤さんです。 *******...
季節の木

アブラチャン-油瀝青 (Parabenzoin praecox、2002.3.18、大口さん)

家の近くの小さな谷合い(川崎市生田緑地)で撮った木の花の写真を、川崎の大口さんが送って下さった。アブラチャンの雄花である。谷間に咲く早春の木の雰囲気がとてもよく出ている。 アブラチャンの詳しい解説と雌花の写真は別のページにある。 学名は...
季節の木

アベマキ-春 (Quercus variabilis、2000.4.22、2006.4.27(京都植))

4月のブナ科の木々には、懸垂した雄花が沢山着いている。クヌギやアベマキは秋の実がよく知られているが、この時期の花も特徴的である。注意してみるとあちこちの木で垂れ下がった花が見られ、振ってやるとパッと花粉が飛ぶ。 アベマキは樹皮が厚く、コル...
季節の木

アベマキ (Quercus variabilis、1999.9.25、2004.10.23)

山地でよく見られる木で、高さ20mになる落葉高木である。特に幹のコルク質が発達しているので、コルククヌギとも呼ばれる。堅果は、クリが頭を出したような形をしており、特徴的である。 花は春4月頃に咲く。ナラ科の特徴で、雄花の花穂が下垂する。雌...
季節の木

モモイロアベリア (elia schumannii?、1998.8.8)

スイカズラ科には、スイカズラ、ヒョウタンボク、ハコネウツギ、アベリア、 そしてヤブデマリ、ニワトコ、さらにサンゴジュまで多くの木々が属している。 その中のツクバネウツギ属も数が多い。すでに紹介したハナゾノツクバネウツギ、 アケボノウツギに加...
季節の木

アベリア (Abelia×grandiflora、1998.6.14)

アベリアはハナゾノツクバネウツギとも呼ばれる。シナツクバネウツギとユニフローラの交配種で大正末期に渡来した。花期が5-11月と長く、乾燥にも強いので、生け垣や歩道の灌木に愛用される。「ツクバネ」は萼が「ハネツキの羽根」の形をしていることを指...
タイトルとURLをコピーしました