アメリカアサガラ(アメリカ麻殻) -(2005.4.25、2005.6(梅本さん))

季節の木

京大農学部植物園の入口を入って直ぐの温室の向こうに、白い花が咲いているのを見付けた。遠目に見て、桜かハナミズキと思っていたが、気になるので近づいてみると、これまで見たことのない花であった。ハクウンボクにも似ているが、葉は小さく、花は釣鐘型である。早速、梅本さんにSOSを出したら、即座に答えが返ってきて、アメリカアサガラであることが解った。
アメリカ東部原産で、アメリカでは広く庭木に使われているようである。英名はCarolina silverbellである。日本には明治中期に渡来した。4-5月に白い花を付け、夏には変わった形の実となる。長く雌蘂が突き出る様は、エゴノキやハクウンボクに似ている。
学名はHalesia carolinaで、エゴノキ科アメリカアサガラ属である。北米東部原産の落葉小高木。

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梅本さんからアメリカアサガラの一寸変わった実の写真を頂いた。梅本さんに教えていただいて、上記の木の写真を撮るつもりでいたが時機を失してしまった。(2005.6)

6月、アメリカアサガラの実(梅本さん撮影)

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