アキニレ -(1998.9.23、1999.9.22、2000.9.14)

季節の木

日本で見られるニレの代表は、ハルニレとアキニレである。ハルニレは春3月に 花を付けるが、アキニレは9月に花を付ける。ハルニレの方が葉が少し大きいが、 なかなか見分けにくい。
幹の樹皮は灰褐色で、写真に見るように鱗状にはげて特色がある。
京都大学北部構内にはアキニレが多く、いま丁度花を付けている。
早いものはもう翼果をつけ、遅いものはまだ蕾である。
この季節、去年も台風が接近して雨が降っていた。
二百十日から、二百二十日にかけて花を付ける木の宿命である。
そういえば、彼岸花が丁度咲き始めている。
学名は、Ulmus parvifolia。ニレ科ニレ属である。

アキニレの翼果

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