京都府立植物園のアジサイ園にあるフウの木の後ろ側に、もう一本のトチュウの木がある。こちらは雌木のようで、秋には実が付いている。花の時期にはここにトチュウがあることを知らなかったので、雌花は写せていない。もう一本、かなり大きい木が、京都府立植物園の大芝生地の茶店とは反対側にあり、黄葉はこの木を撮ったものである。実がなっていないので、雄木であろう。春の雄木の花はこちらに載っている。
トチュウは漢方では高貴薬とされ、強壮、鎮痛薬として用いられます。特に15年以上経った木のコルク質の樹皮を乾燥したものが良いとされているようです。
学名はEucommia ulmoidesで、トチュウ科トチュウ属です。
10月、まだ緑色をした実
11月、すっかり乾燥した実
トチュウの黄葉もなかなか美しい