こちらが「タマゴノキ」と呼ばれる熱帯果実で、同名で呼ばれるウルシ科のタヒチモンビンとは、花、樹皮、葉が異なる。どちらも卵大の実を付け、秋には熟して黄色くなるが、タヒチモンビンが縦長であるのに対して、タマゴノキは球形である。タマゴノキの実も食用に出来るが、酸味が多くて美味しくないそうである。
タマゴノキは浜松フルーツパークで写した。常緑の小高木で雌雄異株で、白い花を付ける。
学名はGarcinia xanthochymus Hookで、オトギリソウ科である。別名をキャニモモあるいはシイマイゴラカという。