別名をイモノキという、落葉高木である。
目立たぬ花だが虫はちゃんと見つけてやって来る。5-6月に花を付け、秋には小さな球形の実をいっぱい付け、熟して黒くなる。樹皮は灰褐色で、材は柔らかなので箸や爪楊枝に使われる。タカノツメという名は、新芽の形から連想したようである。
学名はEvodiopanax innovansで、ウコギ科タカノツメ属である。
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梅本さんから、夏の葉を送って頂いた。特徴のある3枚葉が輪生している。(2000.8)
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秋の黄葉の頃には、こんなに沢山のタカノツメが生えていたのかと思うほど、山地ではよく目立つ。六甲の森林公園と京大理学部植物園で黄葉したタカノツメを写した。(2004.11)
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愛知万博の会場に植えてあったタカノツメの蕾の写真を「ちゆきさん」から送って頂いた。(2005.5.3)
タカノツメの蕾(ちゆきさん、2005.5.3)
11月の黄葉しつつある葉
葉の裏と幹