京都府立植物園でシラキの蕾を見付けたが、何しろ高いところにあって写せなかった。戻ってくると、小松崎さんからシラキの花が届いていて、偶然にびっくりした。仙台郊外に住む小松崎さんは、近くの雑木林で毎年秋の紅葉を楽しまれているようだ。家にも植えておられて、今年初めて黄色の花が付いたと言うことであった。
シラキはその材が白いところから名が付けられた。樹皮も結構白い。6月に咲く花は小さいので見落としてしまうことが多いが、秋の紅葉は見事である。
学名はSapium japonicumでトウダイグサ科シラキ属である。北海道を除く日本全土と東アジアに分布する。
6月に咲くシラキの小さい花-小松崎さん撮影
幹から切り出す材の色は白い
シラキの花(六甲高山植物園、2005.5.26)
シラキの葉(京都府立植物園、2005.5.14)