シラカバ(白樺)-(1999.4.17、2011.7.13)

季節の木

白樺は印象的な木である。信州の高原や山登りの途中で一度見かけるともう忘れることはない。たいてい、「余り白くないのはダケカンバ(岳樺)だ」と、教えて貰うことが多い。
若葉が白い幹を飾る新緑の頃、そして紅葉の秋は
とりわけ白樺の美しい時期である。花は4月頃咲き、雄花はハンノキと同様に垂れ下がる。花のあとに出来る花穂は、白樺では下垂するが、ダケカンバのものは上向きに付く。
大阪や東京ではなかなか白樺を見ることがないが、たまたま東京で暮らした団地に2本の白樺が育っていた。大阪でも時に庭木になっているものを見かけることがある。しかし、やはり白樺は山で見るのがよい。
学名はBetula platyphylla var japonicaで、カバノキ科カバノキ属である。写真のものは、イギリスのノッティンガム大学で写したので、Silver Birch (Betula pendula) である。

日本の白樺 4月

7月

9月

12月

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