オトコヨウゾメ-(2000.5、2005.10.24、梅本さん)

季節の木

オトコヨウゾメの花が梅本さんから届いた。不思議な名前で、一度花を撮したいと前から思っていた木である。
以下は梅本さんの解説です。
*****************************************************************
和名 : オトコヨウゾメ
学名 : Viburnum phlebotrichum
科名 : スイカズラ科ガマズミ属
分布 : 本州(中南部)、四国、九州

本種は、Viburnum属のひとつで、日当たりの良い山地や、丘陵地などに自生する落葉低木です。花、実ともに、愛らしい印象を持ち易い潅木です。故に、茶庭にも適します。

画像の様に、枝先に散房花序を展開し、果実は9~10月頃に熟す。其の赤く熟して、垂れ下がる楕円形の果実は、とても優雅です。

樹皮は、帯灰褐色で、樹高は2mくらいに成ります。樹形全体を通じた印象は、さっぱりとした簡素な姿を呈します。云いかえれば、品位がある・・・と申しましょうか^^。
画像は、ボタン祭りの際に、上野公園にて撮影したものです。
**************************************************************
梅本さんから、秋の真っ赤な実の写真が届いた。皇居東御苑で撮影された由である。(2005_10.24)
なお、最下段のものは、京都植物園で撮したオトコヨウゾメです。

10月の赤い実

京都植物園のオトコヨウゾメ-生態園-花がもう傷んでいる

タイトルとURLをコピーしました