兵庫県丹南町の追手神社には日本一といわれる大きな樅の木がある。福知山線篠山口でJRを降りて、バスで本篠山へ、ここから1日6本程度出る柏原行きのバスで約20分「大山宮上」で降りると道の南側100mのところに追手神社がある。車の人は176号線で宝塚、三田を経て北上し、丹南町を過ぎて10kmほど(鐘ゲ坂トンネルの手前)の所の左手である。ついでに丹波篠山の城下を散策するのもよい。
この樅の木は、樹齢1000年といわれ、環境庁の調査では樅の木としては日本1の大きさとされる。スックと伸びた太い幹に釣り合いのとれた枝が広がる様子は、古武士の風格を感じさせる。右巻きにねじれたやや白っぽい幹に濃い緑の葉という取り合わせも、なかなか良い