大学への通り道で、優しい黄色の蔓バラを初めて見たのが2003年のゴールデンウイークの頃であった。その後、豊中の都市緑化植物園、京都府立植物園でも見事に育ったバラを見た。最近は民家の垣根越しにも見るようになった。我が家でも育てたいと、近くの植木センターに出かけて聞くと、大変な人気のようで、苗は全部売り切れたという。知人の撰樹園さんに、ようやく一鉢分けてもらい、植えることが出来た。
5月に、柔らかい黄色で2cmほどの、八重咲きの花を沢山付ける。白色のものもあり、こちらは香りがよい。江戸時代に移入されたと考えられている。
学名はRose banksiaeで、バラ科バラ属の常緑蔓性の木である。中国原産。
モッコウバラの幹と葉