赤い花が咲いているのかと近づくと、クチナシの実だった。夏のクチナシの花</a>から、この冬の実を連想するのは難しい。が、なかなか良い色合いと形をしている。
クチナシは通常7月に、香りの良い純白の美しい花を付ける。
原産のものは。6個の花弁からなる一重の花であるが、よく見るのは、大輪で八重咲きの「オオヤエクチナシ」か、中国原産の小さな「コクチナシ(ヒメクチナシ)」である。
学名はGardenia jasminoidesで、アカネ科クチナシ属である。
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愛媛県の澤村さんから冬のクチナシの実の綺麗な写真を送っていただいた。近くの小高い山道を散策していて見付けられたそうである。庭木や公園樹としてはよく見るが野生のものを見ることは少ない。とても綺麗に写っていたので、お願いして掲載させていただいた。(2007.1.8)
澤村さんの写されたクチナシの実。この中に多数の種がある。(2007.1.8、愛媛県)
以下は2000年2月初めに写した写真