梅本さんからの西表島植物の第4弾は、花がとても珍しい形をしたクサトベラである。以下は梅本さんの解説です。
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海岸に生える常緑低木ですが、結構な大きさに成長します(樹高1-4m)。 分布は、小笠原、沖縄、台湾、オーストラリアなどの、亜熱帯・熱帯地域です。 この画像は、西表のペンション「バフ」で撮影致しました。
へらの様な其の葉は、枝先に集まって、輪生状に互生し、多肉質で10-16cmもあります。葉自体も、とても美しいのですが、更に、花がとても可愛い印象を持つ木ですので、是非画像を見て頂きたいです ^^。
花は、3-10月頃に、葉の葉腋部につけます。直径2cmくらいのものを、5-9個位つけます。面白い事に、初め白い花が、後、黄色に変色します。 花冠は、掌状に5深裂し、花柱は直立して花粉杯は其の先端に付いています。
学名はScaevola taccadaで、クサトベラ科クサトベラ属です。
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