街をぐるりと一回りしてくるだけで、新しい花が見つかる。夕刻前のやや陽が傾いた頃は涼しいし、光の加減も花を撮すのに丁度良い。今日も、豊中の千里川の周辺を散策していると、コクチナシがきれいに咲いているのを見つけた。それも、八重と一重が並んでいる、素晴らしいチャンスである。
クチナシに比べて、花の大きさは5cmと小さいが、甘い香りは負けていない。八重のものが多いが、時々一重を見かける。葉も小さく5-8cm程度で全縁。
学名はAcer micranthumで、アカネ科クチナシ属である。別名をヒメクチナシと言う。中国原産。