札幌の西村さんから、自宅の庭に栽培しているコケモモの花の写真を送っていただいた。
本州では高い山でしか見ることが出来ないが、高山植物の象徴のようなコケモモは、ツツジ科の木である。2cmほどの、ツゲのようなやや肉厚の葉を持つ常緑の低木で、6-7月に白い花を開く。シャシャンボやナツハゼのような釣鐘状の小花はスノキ属の特徴でもある。液果は赤くて美しく、生食やジャムにして食べることが出来る。
学名はVaccinium vitis-idaeaで、ツツジ科スノキ属である。日本全土の高山帯に分布する。
六甲高山植物園 2009.5.28
札幌の西村さん宅の庭に生えるコケモモ 2005.6.12
下のものは2003年の写真