キソウテンガイ(奇想天外)-(2003.2.16、2006.12.12)

京阪奈フラワーパークの奇想天外。雄株で雄花が咲いていた。
なんとも変わった植物である。ナミビアの砂漠に生える裸子植物で、1科1属1種である。2枚の肉厚な葉を出し、その2枚が伸び続けるだけである。ナミビアには樹齢2000年を越える個体があるという。花は中央部に咲く。雌雄異株で、雄花は写真のように分岐して沢山の花を付けるが、雄花は一つずつ花柄に付く。同じ裸子植物であるマツやイチョウの花に似ている。次の機会には雌花を写したいものである。
学名はWelwitschia mirabilisで、ヴェルヴェッチア科、1科1属1種の常緑裸子植物である。ナミビアからアンゴラにかけてのナミブ砂漠に生える。mirabilisは奇跡の意。

京阪奈フラワーパークの奇想天外。雄花の咲いた痕がある。

京都府立植物園の奇想天外。雌株である。

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