カンレンボク(旱蓮木)-(1998.9.5、1999.8.5)

大正時代に日本に渡来した雌雄異株の落葉喬木である。秋に見られる実が、すずかけに似ているがハリネズミのように沢山の針を突き出している。
花は8月はじめに咲く。球形に咲くが、外に突き出しているのが雄しべと思われる。雄しべが落ちた後、雌しべが伸びてさらに針のような集合果となるようである。
京大校内(北部構内へのゲート横)と、農学部の建物の北側にあるが、昨年の台風で北側の木は大枝が折れてしまった。
学名はCamptotheca acuminataで、オオギリ科カンレンボク属。中国原産である。別名をキジュ(喜樹)とも言う。ヌマミズキ科に区分する本も見かける。

雄しべがきれいな球形を作る
雄しべが落ちると、雌しべが伸びてくる

11月のカンレンボクの実

カンレンボクの幹と葉

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