蔓生の多年草であるカラハナソウの写真が梅本さんから届きました。 以前に、サントリーのビール工場を見学した際に見たホップを思い出しました。
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和名 : カラハナソウ
学名 : Humulus lupulus var. cordifolius
科名 : クワ科カラハナソウ属
分布 : 北海道、本州(中部地方以北)
本種は、西アジア原産の「セイヨウカラハナソウ」の仲間です。 ・・・と言うと、少し判り難いですね。之は、ビールにあの特有の苦味と芳香を 与える原料である「ホップ H. lupulus」の仲間です。
特徴としては、山地や原野に生える、つる性の多年草で雌雄異株です。 実をつけた雌株の様子は、「ホップの実」と殆ど同じ印象を受けますよね。
全体的に刺が多く、葉は両面に毛が生え、茎などを触ると引っ掛る様になってます。 また、他のものに巻付き易い様、画像から判ると思いますが、 刺が下向きについています。
この画像は、山梨県の富士急ハイランド周辺で撮影したものです。
(H12.10.15)
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