大学同窓の松村君は、身軽に国内ドライブにも出かけるし、海外旅行もあちこち行ってしまう。しばらく連絡がないと思ったらポルトガルで遊んでいたそうである。でも、嬉しいことに、私の趣味を知って、巨木だけでなく国外の植物園の木の花を写真に撮ってきてくれる。今回もリスボンの植物園を始め、ポルトガルのあちこちで木の写真を撮って送ってくれた。
たまたま、末光さんからジャカランダの写真が届いたところだったので、「リスボンのジャカランダ」と言う文字が直ぐに飛び込んできた。日本では並木になったジャカランダを見ることはまだないが、リスボンのエドヴァルド7世公園にはジャカランダの立派な並木がある。丁度花の時期であり、昨年の実らしいものも写っている。扁平で胡桃の皮のように硬い感じがある。
リスボンの大通りであるリベルダーデ大通りの西側には植物園があるが、大通りの北西の突き当たりにエドヴァルド7世公園があって、多くの木々が見られるほか、熱帯植物園もある。
学名はJacaranda minosifoliaで、ノウゼンカズラ科ジャカランダ属である。南米原産の常緑高木。和名は「キリモドキ」と呼ばれる。ブラジルに移民した日系人が名付けたようである。
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これも大学同窓の渡辺君から、ギリシャで撮ったジャカランダの実の写真を送ってもらった。ノーベル化学賞候補の一人であった京大の熊田 誠先生の追悼式に出席したときの会話が契機となった。
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高校同窓で、ロスアンゼルスで中学校の先生をしておられる小川さんが、家の前の大きな木に花が咲いたと、(Tossyさん経由で)写真を送って下さった。とても素敵なジャカランダの花だった。渡辺さん(4月)、小川さん(5月)の写真を見ると、常緑とは言いながら殆ど葉がない。やはり、冬から春の季節には葉が少なくなるようだ。
リスボンのエドヴァルド7世公園にあるジャカランダ並木
渡辺さんがギリシャのアテネで撮られたジャカランダの実(2007.4.3)
5月にロスアンゼルスで満開のジャカランダ(小川さん撮影)