イワシモツケ(岩下野)-(2009.7.16)

八方尾根ではあちこちで出会う、印象的な可愛い花である。マルバシモツケに似ているが、マルバシモツケの葉が重鋸歯を持っているのに対して、本種の葉は全縁に近く、先端部に鋸歯の名残が僅かにあるだけである。
花期は5-6月で、写真を撮った7月には花弁の散った花が目立った。岩場に生えるものは背が低いが、通常1-2mになる。里では庭木にも使われる。
学名はSpiraea nipponicaで、バラ科シモツケ属の落葉低木である。本州の近畿地方以北に分布する。

八方尾根のゴンドラ駅から八方池までの間で沢山見かける。

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