加藤さんの軽井沢便りの3つ目はバライチゴです。山地に見られるイチゴで地下茎で増えます。普通のイチゴ類より、葉が長いのが特徴です。
6-7月に3cm以上もある白い花を付けます。果実も15mm程度と大きく、赤く熟して食べられます。花について加藤さんは次のように書いて居られます。
「バライチゴは少しうつむいて咲くものが多いです。花はやや大きく
花弁も開ききってから落ちます。」
学名はRubus illecebrosusで、バラ科キイチゴ属です。illecebrosusは
「心を奪うような、魅力的な」の意味。