カイズカイブキはよく目にするが、その原種であるイブキは以外と見ない。自生のものは海岸近くに生えていることが多い。寺社には、よくイブキが植えられ、中には建長寺のビャクシンのように、巨木として有名なものがある。
カイズカイブキと同じで、鱗状の葉と針状の葉が混在する。雌雄異株で花は4月頃咲き、8mmほどの球果に育つ。幹の感じが、荒々しい孤高の武者を思わせるので、盆栽などによく用いられる。
学名はJuniperus chinensisで、ヒノキ科ビャクシン属である。別名をビャクシン(柏槇)という。
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札幌の西村さんから、イブキの米粒のような花の写真を送っていただいた。マクロレンズを使った綺麗な写真である。(2005.6.12)
西村さん撮影のイブキの花(2005.6.12)
以下は冬のイブキ
鱗から針になろうかと迷っている葉
蕾?-2月