いま花の咲いているヒイラギは、セイヨウヒイラギで、クリスマスの頃にはお馴染みの赤い実を付ける。本当のモクセイ科のヒイラギは11月に花を付ける。
葉は若枝に付くものは棘のある鋸歯を持つが、古い枝の葉は先端に棘があることを除いてはモチノキの葉に似ている。ヨーロッパから中国にかけて分布する常緑高木である。雌雄異株で、雄木に咲く雄花では雌しべが退化している。写真のものは雌花である
学名はIlex aquifoliumで、モチノキ科モチノキ属である。別名をセイヨウヒイラギという。
左の若い枝の葉は棘がある、右の古枝の葉には棘がない。