京都府立植物園で「ゴモジュ」という名の灌木を見つけて、どんな花が咲くのかと楽しみにしていた。少しピンクがかった白い花が多数集まって咲く。花はなかなか良い香りである。日本では奄美諸島以南に自生する亜熱帯の木である。3-4月に花を付け、6月頃には実が赤く熟す。タイトウガマズミとも呼ばれる。
学名はViburnum suspensumで、スイカズラ科ガマズミ属の常緑低木である。
写真は京大農学部植物園で写す。
木によって花の色は少しずつ異なる
花の後は青い実が付き、夏には赤く熟す(2003.11.1)
葉の表裏と樹皮