ギンネム(銀合歓)-(2003.11.2、中島Moeさん)

中島Moeさんから11月、12月と沢山の沖縄の花々を送っていただいていたのに、改訂が遅れてしまった。時機を逸したものもあったかと思うと、申し訳ない。
沖縄南部の原野でどこでも見られると中島Moeさんが書いておられる「ギンネム」の木と花である。戦後、成長が早い、ギンネムの種が空中から撒かれたということらしい。ピンク色のネムノキは日本各地で見られるが、ギンネムが戸外で見られるのは沖縄や小笠原だけである。熱帯アメリカの原産であるので、本州では越冬が難しい。
沖縄では、一年中花を見ることが出来る。従って、写真のように、一本の木に蕾と花とマメが揃って付いている。花は、写真では大きく見えるが、2-3cmの球状である。マメはネムノキのものよりやや大きく、中に20個前後の種子が入っている。最近は、鉢植えのものが植木屋さんで見られるが、冬は室内に置くのがよい。
学名はLeucaena leucocephalaで、マメ科ギンゴウカン属である。沖縄南部で撮影。
なお、沖縄をこよなく愛する中島Moeさんのホームページには、月々の沖縄の花が美しい写真で紹介されています。以下のアドレスをクリックして頂ければ、飛ぶことが出来ます。

葉を触っても、昼間は閉じませんが、日が落ちると葉を閉じます。

ギンネムの幹と葉

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