フサアカシア(ミモザ)-(2004.2.11、2004.2.29(梅本さん)、2004.3.1)

アカシア属で「ミモザ」として知られているのはフサアカシアであるが、最近は派手なギンヨウアカシアの方を見ることが多い。なかなかフサアカシアの木にお目にかかれなかった。最近、東西線沿線の西葛西でようやく見つけたが、まだチラホラ咲きであった。お願いしている満開の写真が届くのを楽しみに待っている。
ギンヨウアカシアとは葉で区別できる。同じ偶数2回羽状複葉であるが、フサアカシアは葉が大型で、小葉の数も30-40対と倍以上である。ギンヨウアカシアの葉が名の通り白っぽく黄色の花の艶やかさを演出するのに比べると、フサアカシアは落ち着いた感じを受ける。<br>
2-3月に濃い黄色の花を枝先に多数付け、花のあとには種を含んだ豆果が下垂する。
学名はAcacia decurrens var. dealbataで、マメ科アカシア属である。decurrensは「下に向く」の意味で、音楽で言うデクレッセンドと同意。葉の形態をさす。別名はミモザで、オーストラリアの原産である。

既に満開のフサアカシア(梅本さん撮影)

2月のフサアカシアの蕾(西葛西で)

3月初旬。まだチラホラだが、もうすぐ素敵な黄色に

ギンヨウアカシアとは違って、小葉が30-40対もある

幹と木

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