台北植物園の池の畔で鮮やかな赤い花に出会った。サンゴシトウかと思って見たが、花が密集していて少し異なる。戻ってから、アメリカの化学者で友人のマロンセリさんに貰った「Tropical and subtropical trees」という本で調べたところ、メキシコ原産のErythrina coralloidesであることが解った。日本ではメキシコデイゴと呼ぶ人が多いらしい。もちろん、サンゴシトウと同じデイゴ属である。他のデイゴ属の木に比べて比較的低木であるが、幹に棘がある。花は黄色みが少なく、鮮やかな赤色である。
学名は、Erythrina coralloidesで、マメ科デイゴ属の落葉低木である。メキシコ原産で、メキシコ、アメリカ南部の分布し、英名をNaked coral treeという。
ヒョロヒョロと高く伸びる。
幹には、ごつい棘がある