京都では今年はもう済んでしまった花であるが、掲載の機会を失ったので、花が少し少なくなってきたのを見計らって載せることにした。6月7日に京都植物園で撮したものである。
すでに紹介してある「マルバチシャノキ」の親戚であるが、木は大きめである。どちらも6月に、樹一杯に白い花をびっしりと付ける。秋には黄褐色の5mm程の球果がいっぱいに付く。
学名はEhretia ovalifoliaで、ムラサキ科チシャノキ属の落葉高木である。中国地方以南に分布する。
花は5弁である
葉の表裏
黄褐色に熟した実
樹皮
12月の黄葉-京都府立植物園
沖縄の中島Moeさんから送っていただいた、野生のチシャノキの花