この季節、マチュピチュ遺跡周辺では白い集合花があちこちで見られる。近寄ってみると、同じキク科のフジバカマにそっくりである。1-2mの低木と書いてあるが草目といった方がよいかも知れない。葉に特徴があり、葉柄に近いところから3本の葉脈が立ち上がるのがよく目立つ。ベネゼェラからボリビアにかけての2500-3500mのい高地に分布し、その花や葉から、ウール用の黄色や緑の染料をとる。
次々と現れる同じようなの白い花の、木の特徴が少しずつ違っているのに気付いた。葉が柔らかな感じのもの、背が高く1本の幹に花がつくもの、背の低いブッシュ状のものなどである。詳細な分類は異なるのかも知れない。
学名はBaccharis sppで、キク(Asteraceae)科バッカリス属の低木で、南米アンデスの原産。Bacchasはギリシャ神話に出てくるお酒の神様。
柔らかな感じで、最もフジバカマに似ている
やや葉の色が濃く、花も堅そうである。沢山の蜂が群がっていた
背が高く、上部の枝に次々と花を付けている
背が低く、群生している。
背景はマチュピチュ遺跡